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2025年以降に年間で最大
12兆円の経済損失が発生し、
国際競争力を失う

Homeラボ記事 > 経済産業省「2025年の崖」について
(最終更新日:
経済産業省は、DX出来なかった企業はビジネスが立ち行かなくなり、 国際競争力を失い始めるタイミングとして「2025年の崖」というレポートを提示しています。 いま企業だけでなく、様々な団体に求められています。

なぜ2025年なのか
いわゆる「基幹システム(レガシーシステム)」の老朽化により、それをどう維持していくかが問題となる企業が6割を 超えるのが2025年だそうです。しかしその時になってから考え出すのでは遅い為、 様々に警鐘を鳴らしているのです。まさにギリギリのタイミングであると言えます。
維持費以外にもある課題
古いシステムのほとんどが、社内にサーバー機を備えて、 古い技術により構築されています。その為、技術者の不足で改善が出来なかったり、 メンテナンスに想定外の費用がかかる懸念があります。 また、OSのサポート期限切れの問題などもかかえています。 これではとても、これからのIT化加速などは出来ません。
地方の中小企業では、まず何をすべきか
現在の古くなった基幹システムを、どう刷新するか。 どういう手順でそれを導き出すか。現場の抵抗をどうするか。 こういった事を、経営者と担当者がタッグで考えていく必要があります。 ラボがまさにサポート出来るのは、ここの部分です。

ラボが解釈する
デジタルガバナンス・コード2.0

経済産業省がDXに向けて提示している指標です。 急速に進む時代変化の中で、持続的な企業価値の向上を図っていくための方法論などを書いていますが、 難しいのでラボがざっくりと解釈してみたいと思います。

経済産業省「デジタルガバナンス・コード」

1.ビジョン・ビジネスモデル
つまり、これからのビジネスは、ITを前提にして再構築しないと生き残ってはいけず、 それを従業員や取引先、お客様に、きちんと説明できる様にしましょう。 そして価値創造のストーリーを持ち、持続化しましょう。と書かれています。
2.戦略・組織・人材作り
経営層から現場まで、ITに対して自主的に動ける組織を作り、 外部リソースの活用や、迅速なデータ活用を促進できる人材を定義してください。 そしてコストに縛られ過ぎず、取り組みやその価値を大切にしましょう。 と書かれています。
3.成果と指標
導入に対して、達成度を測る指標を作りましょう。 それを見える化し、内外に示せる様に管理すると同時に、 常に改善し続ける為に活用出来る様にしましょう。 と書かれています。
4.ガバナンスシステム
IT部門やDX促進部門に丸投げをせず、経営者が旗振りをし、 デジタル技術に係る動向や自社のITシステムの現状を踏まえた課題の把握を 責任を持って監督しましょう。 と書かれています。

もっとデザイン思考で、直感的でシンプルに表した指標があればと思いますが、 まずは「業務の全体像」「ITの全体像」をしっかりと掴むが必要で、 そこからどうビジョンをストーリー化していくか。という事ではないでしょうか。

 ご相談について
ほとんどのシステム会社は、「都会の企業」向けのサービスになっており、考え方がシステムに寄っています。 地域商店や地域団体、小規模事業者などの場合は、サービス内容も、費用も、考え方も、マッチしない事がほとんどです。 またシステム会社は社員の役割が分かれており、実務経験が乏しく、相談範囲が限られます。

Laboはその「ミスマッチ」を埋める、個人の地域向けWebエンジニアとして活動しています。 「いまある資源・つながり」を活かした「泥臭いIT化」を伴走でサポートしています。